男性不妊となり、これまで週2で行っていたサウナをやめている。
理由は単刀直入に、「玉を暖めない方がよい」からだ。長風呂も同じ理由でやめている。
フィリピンかどこかの研究結果では、サウナに日常的に通っていた男性は通っていない人に比べて、精子濃度の平均が半分以下だったらしい。正常な濃度に戻るのには半年かかったというのも明らかになっていた。いかにサウナが精子づくりに悪かったか。心と頭のリフレッシュと引き換えに、睾丸にはハードな環境を課していたのだ。
サウナに通い始めたのは、2年前の春。あるあるだと思うが、アマゾンプライムで「サ道」を見て、そんなに気持ち良いのなら、と近くのスーパー銭湯に行き、ハマってしまった。
それからずっとリフレッシュのための日課だったのに、8月以降一度も行っていない。
さすがにそろそろ行きたくなってきた、、でも不妊治療のためには我慢か…。
会社でもサウナ好きとして知られていたので、最近行ったサウナ等、度々聞かれるが、最近は全く行ってないので少し答えに困る。「いま色々あってサウナ禁止になってしまった」正直にこう返すことが多いが、理由までを話すことはさすがにためらわれ、「今度飲み会ででも話します」と続けている。(でもだいたいの人は「サウナ禁止」というワードに笑ってくれるので、助かっている)
もとのサウナライフに戻れるのはいつになるのか。
毎日サプリや漢方を飲むことよりも、定期的に病院に行かなきゃならないことよりも、それらに伴う出費が増えたことよりも、男性不妊になって何よりつらいのは「サウナ禁止」だ。