コウノトリくん

男性不妊(乏精子症・精子無力症)でも授かりたい31歳サラリーマン

移動の効用

本日東京出張、いま新幹線の車内にいる。

昨日なぜか全然眠れなくて、3時間ほどしか寝ていない。しかし、東京でなかなかハードな仕事があり、隣に上司もいて新幹線でもおちおち寝ていられない。ちょっと寝たほうが頭も冴えそうだが、、諦めることにする。

 

ところで、仕事とはいえ、出張で遠くに行くのは何かわくわくする。エビデンスもあるらしい。(以下、記事URL)

https://nazology.net/archives/60575

 

とか書いていたら、上司に話しかけられ、ブログを書く間もなく目的地についてしまった。

いまは帰りの電車の中だ。

 

つまり何を言いたかったかというと、見たことも触れたこともないことに幸せを感じる、人間はそういう生き物だとつくづく思うということ。

なんかとりとめのない話になったが、新幹線の帰りに上司と盛大に酒を飲み、酔っぱらってしまいました。

歴史はドラマ もし世界が1つのクラスだったら

面白かった!

 

マンガ もし世界が1つのクラスだったら/原作:大橋弘

この前、たまたま本屋で見つけて、これは面白い!と確信し衝動買い。

日本開国から第二次世界大戦の終わりまでを、各国を擬人化して、世界を1つのクラス に見立ててマンガ化するという、これまでありそうでなかった本。一気に読み終え、期待を裏切りませんでした。

小学校から高校まで、歴史はただの暗記科目だと思っていて大嫌いだったけど、こんな風にストーリーが理解できると本当に面白い。

 

各国の擬人化…ということで、偏見だ、単純化しすぎているとか批判もあると思うけど、とっつきにくいことをそのまま伝えるのではなく、作者の解釈が入ってもいいから面白く伝えるのもあって良い。

(ロシアの生徒の風貌を、ロシア人がみたらどう思うのかな…笑)

 

制作には5年かかったという。歴史解釈等、微妙な事柄も多くあるだろうから、かなり大変だったのではないか。ただ面白ければ良いというのではなく、「史実に忠実に」という作者の信念も感じる大作だと思う。

井波彫刻 まねきねこ表札

さっき、新高岡駅の観光案内所でこんなものを見つけました。

 

まねきねこ表札 井波彫刻 (新高岡駅 観光案内所で展示)

伝統工芸・井波彫刻の「まねきねこ表札」。かわいくないですか?

実は、来年家を建てることにしている。なんか福を呼びそうな感じがあるし、我が新居の表札としてどうだろうか。(かわいすぎるかな。。)

 

高岡銅器のかっこいい表札…というのも候補だが、こっちはカジュアルで親しみやすい感じがする。どっちも良いなあ。悩む。

ペンギンに300枚

妻の子宮頸がん高度異形成の手術、術前説明を今日一緒に聞いてきた。

医師によると、子宮を入り口を極力、妊娠・出産に影響が出ないよう薄く?切って頂けるらしい。

下半身のみの麻酔で15分程度の簡単な手術、とは言っても「こういう体勢でこの部分を電気メスで切って…」などと具体的な説明を聞くと妻も自分も怖くなってしまう。手術の翌日まで入院する必要があり、20時間寝たきりになるそうだ。

手術は1週間後。無事に終わればいいなあ。

 

普段は自分も妻も平日仕事しているけれど、今日は術前説明のため、休みをとった。

平日に2人で休むことなんて滅多にない。天気も良かったので、高岡古城公園へ。

久しぶりに公園内の動物園に行くと、ペンギンがたくさん。富山市のファミリーパークより多いのでは?

一眼レフを持ってきていたので、夢中で連写しまくると、気づいたら300枚撮っていました。

高岡古城公園のペンギン

途中から来た女子中学生に、あまりペンギンばかり撮ってるから変態だと思われたかもしれない。

プールに浮かんだ落ち葉を集めるやつがいたり、あくびをするやつがいたり、

ペンギンは見ていて飽きない。

しかし、300枚撮ったにも関わらず、全然良い写真がない。もっと頑張りましょう。

 

※ dr_dapaというのはツイッターのアカウントです。

人工授精への第1歩。しかし…

男性不妊と診断され、人工授精や体外受精じゃないと妊娠厳しいとのことだったので、ARTクリニックというところに行きました。

 

人工授精に臨む前の基本検査として、妻が6年ぶり?だかに子宮頸がん検査をすると、なんと子宮頸がんの一歩手前の細胞(高度異形成というらしい)が見つかり、今月末手術をすることに。

明日(あ、もう今日か)は、手術の術前説明を一緒に聞きにいきます。

 

妻はショックを受けていたけど、がんになる前に見つかって良かったよ。

今だったらとれば治るみたいだし。

 

仕事に追われる毎日だけど、本当に健康が何より大事だということを男性不妊を通して痛感しております。

生活習慣や日々の食事を見直すきっかけになった…という点では男性不妊になって良かったよ。酒はあまり飲まなくなったし、食べ物にも気を使うようになったし。

 

こうやって考えると、物事には何でも表と裏があるものだ。

常に良い面をとらえて、プラスに考えられるような思考でありたいものだなあ。

 

ちなみに、妻の手術により、人工授精は来月か再来月からになる。

それまでに精子増えてるといいなあ。

男性不妊を言うか、言わないか

「男性不妊と診断されたことを、周りに言うか」

 

少し悩んだが、自分の場合は言ってしまった方が気持ちが楽になると思っている。

別に悪いことしたわけじゃないし、隠すことでもない。

でも、なんとなく言いづらい空気はあるし(自分がそう思っているだけかもしれないけど)、会話の中で突然「この間、男性不妊と診断されました」とは唐突すぎて切り出しにくい。

 

「実は喫緊の課題があって…」とか「最近悩んでることがあって…」とか切り出すようにしているんだけど、相手の反応は様々。

「まじかよ!」と驚きとともに笑ってくれるはいいが、「へーそうなんだ」と神妙な面持ちで言われるのはなんかしんどい。(こっちから切り出しておいて何だと言われそうだが)

 

あと、女性の前ではやはり言いにくい。相手とシチュエーションによってはセクハラに問われるのかな…なんて思ってしまう。(実際のところ、どうなのだろうか…)

 

でも基本的には声高らかに言いたい気持ちがある。(変態かもしれない)

他の当事者の皆さんは、男性不妊を周囲に言うことについて、どんな風に考えているのだろうか。

そうか、「個の時代」は結局弱肉強食ということか~米をもらった件~

会社の先輩から米をもらった。魚沼産コシヒカリ、7、8キロほどか。

先輩のお母さんが新潟の魚沼出身で、実家から毎年大量に米が送られてくるけれど、かなり余るのだそうだ。

自分はスーパーとかでいつも米を買っているので、ただでもらえるのはとても有難い。

 

コメというと、数年前はブランド米合戦と呼ばれ、全国の産地がこぞって新品種を出していた。(今も出しているところがあるかもしれないが、当時ほど話題になっていない)

国内のコメの消費量が下がる中、何とか生き残ろうという産地の策だったと記憶しているが、消費量が下がっている商品に開発費を投じて新たなものを作ろうなんて、ちょっと変だ。普通は需要が減ったら、撤退ではないだろうか。

「消費量下がってるけど新商品開発してシェアをとり、産地として生き残りたい」どこの地域もこうなるのは、日本の主食・コメならではのことだと思う。突然田んぼを全部やめましょう、畑にしましょうなんてできないのもあるだろうが、日本人のコメに対する愛着みたいなものを感じた。

 

ともあれブランド米合戦で、コメの品種は多種多様になった。つや姫、ゆめぴりか、青天の霹靂、金色の風、いちほまれ、新之助、そして地元富山の富富富。

それまでコシヒカリ一辺倒だったのに、急にバラエティ豊かになったのだ。

 

集団の時代、横並びの時代から「個の時代」への社会の変化を象徴しているようだと、確か当時の上司が言っていた。

しかし、たくさん出た新品種のうち生き残っているのはわずかなように思う。

正確に言うと、高い値段で売ろうとしていたけれど、値段を下げざるを得ない状況になっている新品種が多いのではないか。つや姫とかはプレミアム感を維持している印象を受けるが。

地元の富富富も高価格帯で売るのを諦めたらしい。

 

そうか、「個の時代」は結局弱肉強食ということか。

別にコメに人格があるわけじゃないけれど。

ちなみに我が家では色々試した結果、なんだかんだコシヒカリを食べている。

いつかネットで注文した「南魚沼産コシヒカリ」また食べたいなあ。